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2012年5月12日 (土)

私が歌う理由

僕も合唱をはじめてもう30年以上になる。
今でもこうして続けているのは、なぜだろう。
僕の「私が歌う理由」は?? 
はっきりわからないことも多いけれど、
この詩に描かれた「孤独」や「涙」はのひとかけらは、
僕の中にもある。。。ということは、感じている。

私が歌うわけは
いっぴきの仔猫
ずぶぬれで死んでゆく
いっぴきの仔猫

私が歌うわけは
いっぽんのけやき
根をたたれ枯れてゆく
いっぽんのけやき

私がうたうわけは
ひとりの子ども
目をみはり立ちすくむ
ひとりの子ども

私が歌うわけは
ひとりのおとこ
目をそむけうずくまる
ひとりのおとこ

私が歌うわけは
一滴の涙
くやしさといらだちの
一滴の涙
           (『私が歌う理由(わけ)』谷川俊太郎)








ちなみに、この詩に関する中島みゆきさんの、知る人ぞ知るエピソード。。。

大学生になった中島みゆきは、フォーク研究会に入り歌にのめり込みます。
「札幌の女王」「コンサートあらし」などと呼ばれるほどの実力。。。。
大学2年の初夏、放送局主催の音楽コンテストに応募して地区予選を突破し、
東京での決勝大会に出場が決定すると、もう一等賞を取った気分だったそうです。

そんな時に作曲課題として手元に届けられたのが、谷川俊太郎さんの一編の詩。
「そんなの簡単さ」とナメていたが、谷川さんの詩を自分の目で見て、
頭をガーンと殴られたような気がする…と。
その詩に触れたことで、何のために歌っているのか、
歌とは何なのかということを、厳しく自分に問い詰めることになるのだ。
コンテストは彼女を含めた4組がグランプリを受賞し、
関係者からレコードデビューをすすめられたが、丁重に断ったという。
その後、彼女は卒論のテーマに「谷川俊太郎」を選んだ。。。

この詩との出会いがなければ、今の「中島みゆき」はなかったんじゃないか。。
と、考える人は少なくないそうです。

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