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2012年6月15日 (金)

私が歌う理由(2)

かなりは「自己満足」にしか過ぎないのかもしれない。
でも、誰かの気持ちに寄り添いたい…という想いは確かにあるんだ。

遠くの地で、自分の難病と向き合いながら看護師を目指している、若い友。
友人を傷つけてしまったという想いから、自分を殻の中に押し込めた友。
そして、自分の周りにいる人たちにも・・・

勇気もない無力な自分は、せめて歌うことでその想いをあらわすだけ。
でもそうして歌う「うた」は、自分のそばに寄り添ってくれることに気づく。

やっぱり自己満足なのか?!


<うたっていいですか/谷川俊太郎>

うたっていいですか
独りの部屋で あなたがうなされているとき

うたっていいですか
あなたの苦しい夢のなかで

うたっていいですか
塹壕の中であなたが照準をあわせているとき

うたっていいですか
幼い日の思い出のしらべを

うたっていいですか
ふるさとを見失いあなたが路上にうずくまるとき

うたっていいですか
足元の野花の美しさを

うたっていいですか
もう明日はないとあなたが無言で叫んでいるとき

うたっていいですか
暮れかかる今日の光のきらめきを

うたっていいですか
この世のすべてにあなたが背を向けるとき

うたっていいですか
愛を あなたとそして私自身のために



<泣いているきみ/谷川俊太郎>

泣いているきみのとなりに座って

ぼくはきみの胸の中の草原を想う
ぼくが行ったことのないそこで
きみは広い広い空にむかって歌っている

泣いているきみが好きだ

笑っているきみと同じくらい
哀しみはいつもどこにでもあって
それはいつか必ず歓びへと溶けていく

泣いているわけをぼくは訊ねない

たとえそれがぼくのせいだとしても
いまきみはぼくの手のとどかないところで
世界に抱きしめられている

きみの涙のひとしずくのうちに

あらゆる時代のあらゆる人々がいて
ぼくは彼らにむかって言うだろう
泣いているきみが好きだと

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